第2回A勘B勘(2010年10月27日掲載)

最近あまり聞かなくなった「A勘・B勘」というお話です。
今では音楽ソフトはネット経由で入手するのが当たり前になってきましたが、それ以前はCDに録音されたモノを店舗あるいは通販等で購入していました。
さらにそれ以前は、音楽ソフトは、レコード盤といわれる黒い塩ビの重い円板に録音されていたものです。
円板は、直径30cm位で真ん中に小さい穴が開いたもの(LP=エルピー盤)と、直径17~18Cm位で真ん中に比較的大きい穴の開いた、上から見ると巨大ドーナツのような形のドーナツ盤がありました。その他にペラペラのビニールか何かでできたソノシート盤というものもありましたが、これはマイナーです。
メインはLP盤とドーナツ盤で、CDと違って盤の表・裏の両面に録音できるようになっていました。このレコード盤を専用機器で回転させ、読み取り用の針を乗せて音を拾って再生していたのです。表(オモテ)面を聴き終わったら一旦盤の回転を止め、盤をひっくり返して裏面を上にして針をのせ、再び盤を回転させて聴いたものです。
この表(オモテ)面には通常、人気の高いヒット曲が録音され、裏面にはまだヒットしていないこれから売り出したい曲が録音されていました。


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