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おもしろ会計

はじめに

この「おもしろ会計」では、会計や税務の勉強をする機会のなかった人が誤解しやすい、しかし実社会では必要と思われる事項を掲載していきたいと思います(役立編)。
それとは別に、疲れた頭脳の回復に役立つような、楽しい話も掲載したいと思います(愉快編)。

おもしろ会計の書籍化について

このたびおもしろ会計(旧ナットク!!会計)を書籍化した「こんなの初めて!おもしろ会計」を出版いたしました。

当書籍は、HPに掲載済みの25話を加筆・訂正したものと新作16話となっております。新作の16話に関しましては、今後HPでの公開はいたしません。当書籍でのみ閲覧可能ですので是非ともご支援をよろしくお願いいたします。ご購入はゆかい堂までよろしくお願いします。
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第87話 「楽しい日本語(12)」(2018年12月23日)

 その後しばしば、楽しい日本語が飛び出してはいたのだが、気力がなく書き留めておかなかった。それでも一つ二つは今でも覚えている。今年に入ってからふたたび書留めたものが蓄積されてきた。

数年前の話だが、セレブのTV番組を見ていた家内が「私もヒモが欲しい」と言い出した。何のことかと思ったら、自分は働かないで金持ちの女に引っ付いて毎日遊んで暮らしているヒモ男のようになりたいという事のようだ。それなら「イロになりたい」というんだ。でも若くてきれいでないとな。

今年の3月のある日、最近TVでよく見かける売れっ子タレント(文化人?)が「首都直下型地震の首都直下の意味を解説していた。彼は、「首都直下とは 関東一都四県のどこかという意味で、それはさいたま市ということもあり得る」というようなことを言っていた。
それを聞いていた家内が、「大宮と合併しなくて正解だったね。さいたま市になっていたら大変だわ」と言ったのだが……。
※ なお、平成の大合併の時、上尾市が大宮市と合併するかどうかでおおいに揉め、結局上尾市は合併に参加しなかった。合併していればさいたま市の一部になっていた。

今年の8月、TVで足の病気についての健康番組をやっていた。足の裏が固くなる原因は、一つは水虫、もう一つはフローリングの床を裸足で歩くことだなどと言っていた。そのうち外反母趾の話となり、タレントをゲストの医師が診察し、脚の長さが左右で違うのが原因だ、インソールを入れるとよい、などと話している。
それを聞いていた家内が応接テーブルに左右の足(くるぶしより下の部分)を揃えてのっけて「本当だ!私も足の大きさが違う!原因はこれだったんだワ」と言う。確かに5ミリ位右足が小さいのだが、医者は左右の脚の長さが違うと言ってたんだよね。そのくらい分かるだろうに。

今度は今年の10月の話だ。日本航空の副操縦士が乗務直前に酒酔い状態であることが発覚してイギリスで逮捕されたというニュースが飛び込んできた。
飛行機へのバス移動の時、一緒にいた機長が気付かないのはおかしい、とか。自主点検で問題なしとされたなんてどういう点検なんだ、などと話していると家内が「今のジェット機は全部パソコンで操縦するから酔っていても大丈夫なのよ」とのたもうた。言わんとすることは分かるが「パソコンで操縦」はないだろう。計器飛行とか自動操縦とか言えなかったんだろうか。

最後は今年の11月の話だ、仕事をしていたら家内が「パパ、パパ、大変!自衛隊の爆弾が外に飛んでって車に当たったんだって」と言いに来た。「今時、爆弾なんかどこから飛んで来るんだ?」「ニュースで言ってるんだから間違いないよ」「砲弾の間違いじゃないのか」などと言いながら急いでリビングにいってみると画面に字幕が出ており、それを近くで見た家内が「あら、砲弾だって」おかしいと思わないのが不思議だ。
その後のニュースによると、砲弾が道路に着弾してアスファルトのかけらが飛び散って車に当たったらしい。以上、今回は5点でした。


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