第1回債務超過(2010年10月26日掲載)

第1回目は「債務超過」です。
「債務超過」という用語は誰でも知っているようですが、いざ説明できるかとなると正確に答えられる人は少ないものです。何が何を超過している状況なのかが明確でないのです。
正しくは「債務(会計的には負債)」が「資産」を超過している状況を「債務超過」といいます。
では、「債務超過」がなぜ重要なのでしょうか。
会社の債務が資産を超過しているということは、仮に会社をたたんで資産を処分して債務を返済するとした場合、資産が帳簿価額どおりに売却できたとしても債務の全額返済は無理ということを意味します。債務の一部あるいは相当部分に返済できない部分が生ずるということです。
では、債務の返済がなぜ重要なのでしょうか。


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