+第18回「簿記の学習(その2)」(2011年1月13日)

前回の簿記学習法は大雑把で”若干”過ぎたので、社会人の受験を念頭に置いた学習法について少し補充いたします。
最近書店に行くと、勉強方法関連の書物がとても多いのに驚かされます。息子の受験の関係もあってよく立ち読みしますが、基本的に経験に基づいたものでハズレは少いのではないかという印象を持っています。
私がこうした巷に溢れる受験ハウツー本と同様の内容を書いても意味がないので、別の観点からの、簿記学習の経験をお話しいたします。少しでも参考になるところがあれば嬉しいと思います。
社会人が会計士試験を受験するのであれば、経済的に許されるなら、仕事は辞めて受験勉強に専念し、できれば実績ある受験予備校に通うことが最善の方法だと思います。受験予備校通学コースの合格体験記は数多く市販されていますから、いくつか読んで参考にするのがよいでしょう。
問題は、このような恵まれたコースを取れない人はどうすればよいか、ということです。現在のような不景気な時代に、受験のため退職して、もし失敗したら再就職は不可能でしょう。合格間違いなしと断言できるのでない限り、家庭を持っている人がとれる選択肢ではありません。どうしても仕事を継続しながらの受験とならざるを得ません。


続きは「こんなの初めて!おもしろ会計」をご覧ください!


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