第4回「借方・貸方」(2010年11月3日)

今回は、少し長くなりました。多少専門的な話ですが途中で投げ出さず、最後まで読んでいただきたいと思います。
会計の勉強を始めた人の大部分が必ずぶち当たるのが「借方(かりかた)」「貸方(かしかた)」という用語の不可思議さです。
貸借対照表あるいは仕訳の左側を「借方」、右側を「貸方」とよぶのですが、貸借対照表を見ると貸付金は「借方」に載っており、借入金は「貸方」に載っているのです。普通の人はここでなんとなく、「会計っていやだな」といった感情を持ってしまうのではないかと思います。
先生に質問しても「約束ごとだから理屈抜きで覚えちゃいなさい」というような回答が多いのではないかと思われます。
私も以前簿記を教えていた時に質問を受け、いろいろと書物をあたってみたのですがなかなかこれといった説明が見つかりませんでした。
ただ、用語の「由来」ではなく、用語の「覚え方」に関してはナルホドと感心する名解説に出くわしました。面白いのでご存知の方も多いかも知れませんが、ご紹介します。


続きは「こんなの初めて!おもしろ会計」をご覧ください!


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