第87号「お粗末ソフト開発者」(2018年11月30日配信)
朝早い仕事で前泊のため、ネットでホテルを予約した。いつもどおりの手順でやったつもりだったがなぜか今回はスムーズに行かない。これまでは、氏名や生年月日を入力してログインボタンをクリックすれば部屋の選択画面に変わる。ここでシングルかダブルか喫煙室か禁煙室か等を選択するのだ。氏名をsato、satou、takasi、takashiと云うように可能な表記をいろいろ順番に組み合わせて代えてみたが「登録がありません」となってしまう。
生年月日を 3月から 03月に変えてみたらやっといつもの選択画面に変わった。3月も 03月もどちらでも受け付けられるようにシステムが組めないのか。技術的に難しいのであれば、「数字が一桁のときはアタマにゼロをつけて2桁で入力して下さい」と注意を喚起すべきだ。
息子に聞いたら、まともなシステムエンジニア(SE)はこういうトラブルが生じないように、数字を入力させるのではなく 01、02、………、10、11、12から選択するようにシステムを組んでいるそうだ。
5年ほど前、それまで3年に1回くらいのの頻度でレンズを交換していた桃太郎キャラクターのメガネ屋に立ち寄り、コーティングの劣化で曇ってしまったレンズを交換しようとしたことがある。この時は無表情な店員に電話番号や生年月日等を聞かれ、「お客様の登録がありません」といわれてしまった。「いつもここで買ってるんだけどね」「登録がございませんので、お客様の勘違いかと思います」。
3年ごとに寄っている店を勘違いするバカはいないだろう。贔屓(ひいき)にしていた積もりだったので、桃太郎店員の態度に大いにカチンと来て、買わずに帰ってきた。当然その後一切買っていない。このときは桃太郎店員の態度に腹が立ったが、ひょっとしたらこの店員が「03月」と入力せず「3月」と入力したためだったのかもしれない。
なお、眼鏡のレンズのコーティングが3年で劣化して曇るというのが当たり前と思っていたが、それは普通ではない、ということを後日知った。こんな店と縁を切ってよかった。
また、ネット利用の申し込みでいろいろ入力させられ、登録あるいは送信ボタンを押したところ「使用できない文字が使われています」という警告がで出ることがある。使用できない文字が何なのかは表示されないから、こんな警告は何の役にも立たない。いくら見直してもいくら考えても分からず登録をあきらめたこともある。時間の浪費に終わっただけだ。
十数年昔のことと記憶しているが、将来は数十万~数百万人のSE不足の時代が来る、などと云う予測を聞いたり読んだりしたものだ。当時はそんなバカな、と思っていたがどうもこの予測は当たっていたようだ。こんなお粗末なパソコンオタクが相変わらず採用されて仕事をしている、ということはやはり相当なSE不足なのだろう。
====
}}}}