出張による社員教育支援について

 昨今の厳しい経営環境下を生き抜くためには、コスト削減要求は必須の要件です。このコスト削減の真っ先の標的とされやすいのが管理部門です。管理部門は確かに営業部門のように価値を生まないように見えます。しかしこの部門がミスをした時のマイナスは実に大きなものとなります。

 大企業では、関連会社も含めて業務のマニュアル化・外注化等により人件費等の削減を進めております。同時に必要な専門家・熟練者を配置し、社内教育も可能です。

 しかし中小企業ではそういった余裕はありません。 ベテランの経理マンの後継者が育っていないとか、新規採用で期待通りの人材がとれるか不安だといった悩みを抱えた企業は少なくありません。 経験者を外部からスカウトすれば資金的にも相当な負担となります。さらにプロパーの課員との相性にも注意が必要です。

 外部から人間を引っ張ってくる前にまず現在在籍している人財のスキルアップをお考えになられてはいかがでしょうか。
スキルアップと云ってもただハッパをかけるだけでは効果はありません。実務は経理学校でも教えられないからです。不明点は誰かに尋ねながら経験を積んでいくしかありません。

 実務で疑問が出たときに、気軽に質問できる税理士・会計士が控えている体制は非常に有効です。その相談相手役を務めたいと思っております。

 私は、監査法人で5年ほど公開支援業務に従事しましたが、経理担当の方々のスキルアップのお手伝いをさせて頂き、多くの経験をさせていただきました。
 新規に人員を増やすことなく、現在の担当者の能力アップでこの難局を乗り切りたいとお考えの企業様は是非ご連絡いただきたいと思います。